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ボディボードとの出会い

高校を卒業後すぐアメリカへ。ロサンゼルスとニューヨークの大学(デザイン系)へ留学するも目標が定まらず2年余りで帰国。その後、日本にて色々と仕事を変えていくうちスノーボードというスポーツ(当時はまだあまり知られていなかった…)に出会い、JSBA(日本スノーボード協会)事務局にてスノーボードの発展に関わる仕事をしていました。
その頃のまわりにいたスノーボーダーたちの中にもサーファーが多く、一緒に海に行くうちに ある日『ボディボード』をみかけ、見よう見まねで始めたのが最初。それからは、 本(もちろん『Flipper』)やビデオを見て研究を重ねて週末ごとにもう特訓の日々。
とにかく早くスピンがしたかった〜何時間も海に入っぱなしの日も。
当時まだまだテケテケの私だったけど、まわりにそそのかされて出た大会で勝ち上がる。そんなこんなで、たくさんの友達ができ…それまで以上にハマる。
それからというもの仕事の合間をみつけて東京から千葉や湘南までの海通い。同じようにボディボード好きな友達と待ち合わせたり、時にはひとりで片道1時間くらいかけ少しでも時間があると海へ向かい、 忙しい仕事とボディボードの両立に苦労しつつも充実した日々の中、気がつくと全国の大会へと飛び回りすっかり一人前のボディボーダーになっていました。
始めた頃はそんな風になるなんて全く思ってなかったのにね。
当時は、夏は海でのコンテスト、冬はスノーボードのイベントや雪のうえで大会運営という生活。
そのうち…私もハワイへ行きたい!他の海外のポイントへもサーフトリップに行ってみたい!という思いが強まって、もっと波乗りのできる環境をつくろう!と気持ちをおさえきれず、仕事をやめてついに海のそばへと移り住みました。そして、プロへ転向。
現在では、それ以来冬はハワイへ滞在し念願だったパイプラインの大会にも毎年出場。
今では日本だけでなく海外のコンテストもフォローしています。

これまでスポーツを一生懸命やっていたわけでもない私が、ここまで夢中になれたこの“ボディボード”には単なるスポーツという言葉ではかたづけなれない魅力がたくさんあります。
生き方や価値観、人や自分、自然に対する気持ち…おおきな意味で素敵に影響を与えてくれるものだと私は思っています。

私がボディボードに出会えてよかったと思えたように、ひとりでも多くのみなさんに感じてもらえたら…と思っています。
ボディボードっていろんな可能性を広げてくれるものだから。
私の人生においての宝物のひとつ。 私自身、この出会いをこれからも大切にしていきたいと思っています。






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